の、前に、宿。
超素敵な宿。
大沢温泉 自炊部
宮沢賢治が愛した湯治場。
そこかしこに趣があって、モロ私好みです。
廊下を人が歩くだけで部屋が揺れます。
お陰で二日目の朝の地震に気がつきませんでした。
大沢温泉はこの自炊部と、菊水館、山水閣の三つからなっていて、自炊部はその名の通り、素泊まりで自炊する設備が整っている宿。
これ、コンロ。
すごいっ…使えるってことがまずすごい。
他にも包丁、まな板、鍋と、炊事場には一式揃っていました。
一人だとさすがに作る気はしないけど、皆で来たら楽しそう。
ちゃんと宿の中に食堂もあって、事前に予約すればそこでも朝食や夕食が食べれます。

自炊部までの道。 小脇には水車小屋が。 歩くだけで揺れる廊下。
温泉5種類が入り放題。勿論全制覇しました。
露天が川沿いできっもちいいんだー…
朝風呂もまたすがすがしくて、しかも肌トゥルトゥル。
一ヶ月くらい居着きたい…。
さて。そんな素敵宿で一晩を過ごし、二日目はいよいよ本来の目的「宮沢賢治を追う」旅へ。
まずは宿の無料送迎バスに乗り、新花巻へ。
私、岩手なめてました。
ことごとく私の巻き尺と合わない…というか、はるかにスケールがでかいのです。
新花巻から最初の目的地「宮沢賢治童話村」まで、いつもの感覚で行くと地図を見る限り徒歩10分かからないくらいかな〜と思っていたら、まず、誰も歩いていない。歩道が無い。観光地なのにバスも1時間に1本有るかないか。結局20分の山道を歩きましたが、前述の通り人っ子一人歩いていないため、「あれ?ここって歩いちゃダメな道なのかしら…」と不安になった程。
うーん…車社会。
道自体は単純だったので、迷う事は無かったのですが…
そんなわけで辿り着いた「宮沢賢治童話村」。
駐車場には
「白鳥の停車場」!!
「観光みやげ」ののぼりは気になるものの、テンションあがるー!!

この他にも、賢治童話に出て来る動物のオブジェがいっぱいでした。
もうこの時点で気分が高揚しまくって、一人でおかしな人でした。
恐ろしい事にこれ、まだ入り口にすら入っていないのです…
不思議な絵が描かれているトンネルを抜けると
広い原っぱに不思議な形の建物。この横にはバンガローの様な木造の建物が連なっていて、奥には山の散策通路も設けられていました。
原っぱの真ん中には大きな野外ステージがあって、セロ弾きのゴーシュを夢想。
まずはこの建物「賢治の学校」から。
不思議な道を辿って行きます。
左右にある球体は
星座をかたどったもの。これは南十字。
館内に入ると
通常、この手の美術館なんかはカメラ、ビデオ撮影お断りなのですが、なんと嬉しい事に
「ご自由にどうぞ」
とな!!
わかってらっしゃる〜
最初の部屋は

天井が高く、壁に沿って植物を象った椅子が置いてある真っ白な「ファンタジックホール」
本棚に組み込まれたテレビが、幻想的な映像を映し出します。
次の部屋は
「宇宙の部屋」
3枚の鏡でトンネルを造り、そこへ光ファイバーやストロボライトで星座を使い宇宙空間をイメージ。
静かなのに、すごいインパクト。
次は

「天空の部屋」
中央にあるガラス板の上に立つと、岩手上空の映像が流れ出します。
上昇したり下降したり、まるで空を飛んでいる気分でした…
ダメな人は酔うかもだけど、この手のに弱い私ですら楽しめたので大概の人は大丈夫だと思います。
次は、「大地の部屋」っていうのがあったのですが、ここは写真が上手く撮れなかったのと、ちょっとディズニーっぽく感じてしまったので、辟易っていうか…
巨大な昆虫のぬいぐるみが所狭しとはびこっているというお部屋でした。
ぬいぐるみの触り心地は良かったです。
最後は「水の部屋」
ゆるやかに変わる光。
私が見ている間は割と暖色系の色の変化だったので、「…水?」という感じでしたが、この灯籠の中に水棲の生き物が形取られていて可愛かったです。
水の部屋を出ると

クレイドールがお出迎え。左が「セロ弾きのゴーシュ」、右が「注文の多い料理店」。
他にほ絵本や資料が置いてある、閲覧室になっていました。
外にあるログハウス「賢治の教室」は、それぞれ「植物」「石」「星」「動物」に関する展示棟になっていて、これもすごく面白かったです。



孔雀石 拡大写真
雨の日はどうしているんだろう、と、心配になってしまった、恐らく賢治と賢治愛用のチェロをモチーフにしたオブジェ。
めっちゃ楽しかったっす!!
超素敵な宿。
宮沢賢治が愛した湯治場。
そこかしこに趣があって、モロ私好みです。
廊下を人が歩くだけで部屋が揺れます。
お陰で二日目の朝の地震に気がつきませんでした。
大沢温泉はこの自炊部と、菊水館、山水閣の三つからなっていて、自炊部はその名の通り、素泊まりで自炊する設備が整っている宿。
すごいっ…使えるってことがまずすごい。
他にも包丁、まな板、鍋と、炊事場には一式揃っていました。
一人だとさすがに作る気はしないけど、皆で来たら楽しそう。
ちゃんと宿の中に食堂もあって、事前に予約すればそこでも朝食や夕食が食べれます。
自炊部までの道。 小脇には水車小屋が。 歩くだけで揺れる廊下。
温泉5種類が入り放題。勿論全制覇しました。
露天が川沿いできっもちいいんだー…
朝風呂もまたすがすがしくて、しかも肌トゥルトゥル。
一ヶ月くらい居着きたい…。
さて。そんな素敵宿で一晩を過ごし、二日目はいよいよ本来の目的「宮沢賢治を追う」旅へ。
まずは宿の無料送迎バスに乗り、新花巻へ。
私、岩手なめてました。
ことごとく私の巻き尺と合わない…というか、はるかにスケールがでかいのです。
新花巻から最初の目的地「宮沢賢治童話村」まで、いつもの感覚で行くと地図を見る限り徒歩10分かからないくらいかな〜と思っていたら、まず、誰も歩いていない。歩道が無い。観光地なのにバスも1時間に1本有るかないか。結局20分の山道を歩きましたが、前述の通り人っ子一人歩いていないため、「あれ?ここって歩いちゃダメな道なのかしら…」と不安になった程。
うーん…車社会。
道自体は単純だったので、迷う事は無かったのですが…
そんなわけで辿り着いた「宮沢賢治童話村」。
駐車場には
「観光みやげ」ののぼりは気になるものの、テンションあがるー!!
この他にも、賢治童話に出て来る動物のオブジェがいっぱいでした。
もうこの時点で気分が高揚しまくって、一人でおかしな人でした。
恐ろしい事にこれ、まだ入り口にすら入っていないのです…
原っぱの真ん中には大きな野外ステージがあって、セロ弾きのゴーシュを夢想。
まずはこの建物「賢治の学校」から。
不思議な道を辿って行きます。
左右にある球体は
館内に入ると
「ご自由にどうぞ」
とな!!
わかってらっしゃる〜
最初の部屋は
天井が高く、壁に沿って植物を象った椅子が置いてある真っ白な「ファンタジックホール」
本棚に組み込まれたテレビが、幻想的な映像を映し出します。
次の部屋は
3枚の鏡でトンネルを造り、そこへ光ファイバーやストロボライトで星座を使い宇宙空間をイメージ。
静かなのに、すごいインパクト。
次は
「天空の部屋」
中央にあるガラス板の上に立つと、岩手上空の映像が流れ出します。
上昇したり下降したり、まるで空を飛んでいる気分でした…
ダメな人は酔うかもだけど、この手のに弱い私ですら楽しめたので大概の人は大丈夫だと思います。
次は、「大地の部屋」っていうのがあったのですが、ここは写真が上手く撮れなかったのと、ちょっとディズニーっぽく感じてしまったので、辟易っていうか…
巨大な昆虫のぬいぐるみが所狭しとはびこっているというお部屋でした。
ぬいぐるみの触り心地は良かったです。
最後は「水の部屋」
私が見ている間は割と暖色系の色の変化だったので、「…水?」という感じでしたが、この灯籠の中に水棲の生き物が形取られていて可愛かったです。
水の部屋を出ると
クレイドールがお出迎え。左が「セロ弾きのゴーシュ」、右が「注文の多い料理店」。
他にほ絵本や資料が置いてある、閲覧室になっていました。
外にあるログハウス「賢治の教室」は、それぞれ「植物」「石」「星」「動物」に関する展示棟になっていて、これもすごく面白かったです。
孔雀石 拡大写真
雨の日はどうしているんだろう、と、心配になってしまった、恐らく賢治と賢治愛用のチェロをモチーフにしたオブジェ。
めっちゃ楽しかったっす!!
→花巻中編へと続くよ。
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